イベリア主催のフラメンコフェスティバルも終わり、次は6月のラファエル・カンパージョの公演(6月14日センジュシアター)が待たれますが、この秋冬もたくさんの来日公演が予定されていますので、情報を記載しておきます。
①真夏の夜のフラメンコ
8月1日土曜 8月2日日曜 日比谷野外大音楽堂
18時開演 S8000円 A7000円 B5000円 C3000円 ペア席5000円
45回目になるそうです。小松原庸子スペイン舞踊団の真夏の大イベントです。
私も数年前にマノロ・マリン クリスティーナ・オヨス アントニオ・カナーレスがゲストだったときに拝見しましたが、それは素晴らしく豪華でした。舞踊団のかたが踊った「ラ・ビダ・ブレベ」は私も同じ振付のものをマドリーで勉強しましたが、当時の先生が音源をスローにしてくださってレッスンしていたので、、、。本当の速度で大人数で踊る様は圧巻でした。最後には、観客も立ちあがって思い思いにセビジャーナスを踊れます。
今回すごいのは、ジプシーフラメンコの女王マヌエラ・カラスコがゲスト、ということです。
②フラメンコ・フェスティバルIN東京
サラ・バラス『ボセス フラメンコ組曲』
9月21日月曜祝日 19時開演
9月22日火曜休日 14時開演
アンダルシア・フラメンコ舞踊団『イマヘネス』
9月23日水曜祝日 16時開演
S席12000円 A席10000円
会場:東急シアターオーブ(ヒカリエ11階)
サラバラスは日本でもスペインでも、アンダルシア舞踊団はセビージャで何度か見ています。サラは若い時から活躍していて、そのもっとも初期のころは、エルフラメンコにも来ています。華とスター性と踊りの才能と合わせもつ彼女は、ほどなく世界へ羽ばたいていきます。一時、子供を授かるために活動を休止しましたが、出産してまた、観客の前に戻ってきてくれました。
③スペイン国立バレエ団
10月31日~11月3日東京文化会館 Aプロ
11月20日~22日オーチャードホール Bプロ
前回の来日は2年前。プリンシパルダンサーのエステル・フラドのクルシージョを当教室で開催しました。鍛え抜かれた肉体を間近に接した後、オーチャードでボレロを踊る渾身の姿をみて、国のバレエ団のトップとして位置している人が背負っているものを感じました。
④ロシオ・モリーナ舞踊団『アフェクトス』
11月23日月曜祝日 15時 東京国際フォーラム
唯一無二の世界観と、どこまでも計算されつくしたように動く精緻な身体は、驚愕の域。
こうして並べてみると、いろんなタイプの公演が並ぶので、とても興味深いです。また、会場が見事に全部違うのも面白い。私はできれば全部足を運びたいです。