今日は、久しぶりにスペイン人アーティストの個人レッスンを受けました。
毎日毎日が、分単位ならぬ秒単位の忙しさで駆けずり回っておりますので、
魅力的なアーティストが来日していても、なかなか時間を取ってクルシージョに行くことができません。その時間はOKでも、行き帰りの往復を考えると無理とか。。。
昔スペインでクラスに出ていたアーティストが来日しているという情報を得て、
スタジオにいらしていただき個人レッスンをお願いしました。
しかも、2時間。3回で振りを完成させる予定です。
今日は、
サリーダ⇒ジャマーダ⇒ファルセータ⇒一個目のレトラ⇒一個目のエスコビージャ
まで進みまして、頭の中が現在カオスです。
その、スペインでクラスに出ていた時代、彼女のクラスはとても人気のあるクラスで、クラスはさながら女子校のようでした。私も、22歳でしたし。
なぜ人気があるって、現代的な振付が流行り出した頃だったので、女性らしくまた現代的な振付の彼女のクラスは常にイモ洗い状態でした。金曜日、一週間のお支払いの日なんかは、市場の競りのように手だけ出してお支払いしていたイメージがあります。
今回、はじめて一対一、
たくさんのことを熱く話してくれて、
充実したレッスンでした。
「私の振付をそのまま踊ってくれる人はいない。みんな部分部分だけ。」
「私の振付は私の手を離れたら、あなたのもの。でも、大事にしているところはわたしのもの。そこは学んでほしい。」
わたしも、常々、振付だけをもらってすぐに自分解釈してしまうことには非常に抵抗があり、どうしてそうなのか、何を大事にすべきなのか、何を言いたいのか、そういうことを解釈してから自分の踊りにしていきたいと思っているので、すごく納得のいく話ばかりでした。
さて、明日からは、習ったものをしっかりと見つめて、練習します。