日付変わりましたので、昨日で今年のレッスンがすべて終わりました。とても疲れました。
今年は特別な一年でしたね。レッスン終わって、いろんな思いが沸き上がります。
初めての休業。
ライブ活動の休止(継続中)
レンタルの中止(中スタジオはいまだ中止、小は一日一組のみ)
教室のプライベート、セミプライベートレッスン化
レンタルの人数制限、、、。
それに、一年中、助成金等々の申請。(現在、あと一つスポーツ庁の実績報告の結果待ち)
正直なところ、自分の自主練とフラメンコ教室だけならば、スタジオを畳んでレンタルスタジオに移ってもよいのです。しかし、私を信頼しついてきてくれる生徒のみんな、喜んでスタジオを使ってくださるレンタルの方々、価値あるプログラムを提供してくださる体操やバレエの講師の先生方、体操教室やバレエの再開を心待ちにしている未来ある子供たちや保護者のみなさん、コロナ禍でもお受験に家族一丸となって臨んでいくご家庭を見ていると、まだまだスタジオを維持することに力を押されるのです。
今年は、ライブ活動も2月までしかできず、他のバイレさんたちは行っていますが、私はライブをしないことを選択しました。ですので、アルティスタとしての活動はほぼ無いに等しく、焦燥感、停滞感いっぱいの年でした。
翻って、生徒さんに関しては、緊急事態宣言下中の動画レッスン、その後プライベートレッスンでの教室再開、徐々に人数を増やしてのセミプライベートレッスンという流れにより、ほとんどの人が成果を出してくれました。なんだか、例年以上にしっかりと上達が見えました。
しかしみなさん、プライベートとかセミプライベートレッスンだったので、私のレッスン量を心配してくださいまして、確かにレッスンのコマ数は増えて、毎月完全にレッスンが無いお休み日を確保するのが難しい現状ではあります。しかし、気が付いたら、なんだか私、基礎体力が増しているような、、、。なんだか疲れにくくなっている。。。もともとそんなに体力があるほうではないので、このコロナ禍で基礎体力がついたことは得たものの一つかもです。
2020年が終わるからと言って、この状況は終わらないし、今ちょうど困ったことに上り調子⤴
しかし、この生活、自分のなかで大事なものは何なのか、実は大事でなかったものを物心両面でばっさり断捨離することもできたかもしれない。そう思うと、本当の心のよりどころを、あらためて考える貴重な時期でもありました。
あーでも、やっぱりライブがいいよね、ってすごく実感しましたね。人と会う、話す、見る、聞く。声や音のトーン、厚み。色彩、光、影。空気、におい。雰囲気、気配。喜び、悲しみ、怒り、笑い。恥じらい、尊敬。若さ、渋み。そういったものを、早くいっぱい浴びまくりたいなあ。。。