年度末、年度初めの九段下は、武道館があるため、非常に密です。
今日も、どこかの入学式で、サークルを終えスタジオに行くときに、あの密に飛び込む勇気はなく、迂回してしまいました。
それにしても、今の入学式は紺、紺、紺。入社式か入学式か判別不能ですね。どうも、スーツを買うときに、就職活動でも使えるように紺を勧められるそうです。あれでしたら、もっと将来、お子さんの幼稚園受験にも使えますよ!
私たちの入学の時は、もっと華やかでして、自分もなんと黄緑色のスーツを着ておりました。友人に聞くと、「紫だったー」とか、いまでは想像できないようなジュリアナ時代の色ですね。
当時の入学式は、式典が終わると各サークルが待ち構えていて、勧誘の波を潜り抜けて帰宅したものでした。帰るころには、ゼクシイ並みの分厚さのサークルチラシを抱えていました。翌年からは、勧誘側に回るのですが、それもお祭りのようでたのしかったですね。もうだいぶ前から、大学には立て看板もなく、あの雑多な雰囲気も無いですね。
わたしは、実家に卓球台があって、小さいときに家族で卓球をしていたので、大学に入って卓球サークルに入りました。本当はアナウンス研究会に入りたくて早稲田を選んだので、鼻息荒くアナ研にも入りましたが、自分が名古屋弁をしゃべっていることに気が付いていなかったので(当時は自分は標準語を話していると思いこんでいました。東京に来た時に、東京の人はドラマの中のようなしゃべり方をするなあ、と思っていました。)あまり溶け込めず、半年でアナウンサーの道は捨てました。
で、1,2年生のときは卓球に明け暮れ、3年生のときに、フラメンコサークルに入りました。当時はトイレにも、隙間が無いくらいチラシが貼られていて、代表者の連絡先がかかれているところがちぎれるようになっていて、それを破って持ち帰り、家に帰って電話するんです。今の、若い人は知らないでしょうね。こんな仕組みは。フラメンコサークルもトイレで見つけました。その当時、すでにフラメンコ教室には通っていたので、サークルにもすぐ入会しました。
4年間、卓球とフラメンコ、なんか全然違いますけど、この二つのサークル活動に明け暮れていました。(就職活動はしなかったので)
入学式を見ると、サークル勧誘や立て看板、その後のサークル活動、、、そんなことがセットで思いだされます。まあ30年も前の話になってしまったのが、びっくりするところですけど。