数日前、ニュースでカルロス・サウラ監督の訃報が流れました。
それから、ネットで見れるカルロス・サウラ作品を見返してます。
私がフラメンコを始めた時は、今のように映像が簡単に見られる時代ではなかったので、早稲田駅のレンタルビデオ屋に「カルメン」があるよ!と聞いてすぐに借りてきました。みんな見てました。
アントニオ・ガデス、クリスティーナ・オヨス、パコ・デ・ルシアたちスターが出ていて、何度も見ました。
私は、大学3年の夏休みを利用して一か月半初めてスペインに行き、せっかくだからフラメンコもレッスンを受けようと当時のアモール・デ・ディオスに行ってましたし、
大学卒業してから1年3か月マドリ―に留学していたときは、マリア・マグダレーナのクラスを受けていましたから(そのときは、アモールは移転してました。)今回、「カルメン」を30年近く振りに見て、懐かしいのと、あらためて名作だな~と思いました。
ただし、ネットで見つけたのは、字幕も吹替えもなかったので、スペイン語です。
スペイン語でもなんとなくストーリー想像つくかも。
映画「フラメンコ」ができたときは、スペインにいたので、あちらで見ましたが、
あらゆるシーンが記憶にあって、いまもってフラメンコ人の会話の中に出てきますよね。
「フラメンコ」の中のあのシーンに出てた人!
とか、
あの映画の時の○○は○○だったよね。
とか。なんかこう、一時代の基準になる感じ。これも、再度見てみたいので、探します。
スペイン映画の代表監督とされているのですね。フラメンコ界だからカルロス・サウラは知っていましたが、ルイス・ブニュエル(→スペイン映画と言わず、世界の映画界において有名)、ペドロ・アルモドバル(→コアなファン多し)と並んで三大巨匠だということです。