体験レッスンの際に、発表会の費用について質問される方がいます。
また、参加が強制か自由か、という点についても。
そこは、生徒さんにとっては非常に気になるところかと思います。
参加は自由参加です。
費用について、先生たち同士で、うちの教室は参加費はいくらにしている、という話はあまりしませんので、他のお教室がいくらなのかははっきり知りません。ですので、教室独自の考えに基づいて計算されたものが参加費になっていると思います。
私は必要なものには支払う、必要ないもの(不明瞭なもの)は一考する、という考えなので、基本的になんでも、自分が生徒の立場だったらどう思うか、というところに立って計算します。
また、入会金がうちのお教室は無いのですが、入会する手続きなどに費用が必要かと言えば、何もかからないので(→教室側が)なしにしています。
で、参加費は25年前の第一回の発表会から一曲参加で23000円というのは、全く変わってきていません。この中に、ギタ―・カンテのリハーサル代、本番の演奏代、会場費、チケットチラシ印刷代、DVD、アーティスト・お手伝いの方のお弁当代などが入っています。逆に入っていないものは、衣装代、打ち上げ代、になります。
今回は、さまざまなものが値上がりしたことと、場所を変えたことで、参加費の中にはリハーサル代は含めず、都度払いといたしました。その代わり打上げが無かったので、その費用をリハーサル代に充てる考えでそういたしました。
時代が変わったので、動画や写真も今までとは違う形で、セルフで(写真はお客様に自由に撮ってもらう)動画はスマホで編集、としました。お友達に撮ってもらった写真は、いろいろなものが映り込んでいたりしますが、一生懸命撮ってくれて、たくさん送ってくれて、仕上がりはどうであれ、温かい写真だなーと思うものばかりだったようです。これは、会場がそういう形に適していたからそれでよかった、ということも言えます。
あと、通常チケットノルマ、というものがあります。だいたいのかたが、チケットが足りない、と言いますが、たまに、ノルマがさばけない人もいます。
今回は、コロナ禍もあったので、お客様を積極的に呼ぶかどうか、という問題もあり、録画配信も有りのかたちで、はじめて「チケットノルマは無」といたしました。しかしながら、大体の人がたくさん呼べていて、やはり現地で見たい人がいるということでした。
ただし、参加の意思を示していて、途中で参加を取りやめる、というのは、費用の計算やさまざま進行していることもあるので、参加費はいただきます。大人として、そこは払わないというのは無しだと(自分だったら払うという考えに基づき)思っています。
と、書いてきましたが、これまでの発表の方法は今回は、実は今回で最後。
次回からは、教室全体ではなく、内容を濃くしての舞台活動としていきたいので、また費用などは変わってくると思いますが、言いたいことは、無駄なお代をいただくことは無いので、ご安心を、ということです。(必要なお代として、多くかかる、ということはあるかと思います。ソロの人など。)
ご入会を考慮する際の参考にしてください。